ナースも会社員という概念

給与の高い職業にはいろいろあります。IT関連でも良い所はかなりの高額であったりしますが、同じ業界内であってもその差は大きいようです。一見良さそうに思えますが、しっかりとした基盤が出来ていないと大きな収入を続けていくことは難しいかもしれません。
これはどの業種でも同じことがいえるようです。
商店や販売店でも毎年売り上げが上がり続けているのはほんの一部の店舗で、ほとんどは上がったり下がったりの繰り返しではないでしょうか。
そう考えると経営者でいるよりも雇われているほうが幾分安定しているように思えてきます。
昔から日本人は会社員という職業が一番良いという考えがあって、今でも根強く残っているように思います。
この会社員の意味の中には、「企業に属する」という意味合いが含まれていますので、工場勤務や医療関係でも大きな組織の一員であれば安心である、ということのようです。
30年以上前までは、女性に勧める職業にナースがありました。当時は人気ドラマの影響も大きかったのだとは思いますが、病院はどんなに文化が進歩してもなくなるものではなく、安定した職業であり、どこに行っても仕事はあるから、といのがセールスポイントでした。
実際、それから数十年経っても病院は消えてなくなるどころか、むしろ専門病院などが増えたりすることで医療関係者の需要は増える一方です。
ナースにも、専門看護師や認定看護師などの専門資格を取得する人が増えてきました。ナースの働き方も医療の変化によって変わっていき、給与もかなり幅が広がってきています。
給与の差があるとはいえ、その働き方も働き口も増えることは、ナースを志す人にとってとても良いことではないかと思います。

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